遊戯王5D’s #1「ライディング・デュエル!アクセラレーション!」

#1「ライディング・デュエル!アクセラレーション!」

急に思いついたので、再放送を見ながら5D’sのレビューやろうかなと思います。
なんというか、私は5D’sがこの世に現存するアニメで一番好きなので。

現在5D’sは本放送が2012年に終了、再放送は50話くらいやっているのですが、
ひとまず1話から。
完結したことを前提に感想をつぶやいていきますので、初見の人にはネタバレがあるかもしれません。




さて、冒頭は5D’sシリーズ最大の特徴であるライディング・デュエルシーンからスタート。
バイクに乗ってカードゲームをするという設定の特異さは実に遊戯王。
はじめの頃はなぜカードでバイクなんだ…と思うところですが、
じっくり見続けていくとバイクだからこそできる演出や展開に気付くはずです。

今となっては珍しい「デュエルキング」としてシティの頂点に君臨するジャックの活躍も見られます。

ジャックのD・ホイールは「ホイール・オブ・フォーチュン」。
一輪車のバイクというこれまた世にも珍しい形態のバイクです。
構造は不明ですが、平然とバック走するエンターテイメント性にあふれたDホイールです。




華々しいスタジアムでのデュエルとは対照的に、汚いスラムで慎ましく暮らす主人公たち。
遊星はそんな仲間たちと共にくすぶりながらも生きています。

このスラム地区はサテライトと呼ばれ、主に罪人や都市部には居られないならず者の集まる都市です。
住人たちはシティから出るゴミの処理を生業として生活しています。
シティの住人とは圧倒的な格差のもとに差別されている、まさにスラム地区なのです。


ラリー(左)の頬に刻まれているのはマーカー
罪を犯した人間はセキュリティに捕まるとこのマーカーを顔のどこかに刻まれます。
これは犯罪者としての烙印であり、一般にマーカー付きは犯罪者として相応の扱いを受けます。
しかもこのマーカーからは信号が出されており、セキュリティはいつでもマーカー付きの居場所をチェックできます。

キッズ向けアニメの設定じゃないですよね。

ちなみにセキュリティとは文字通り、治安維持警察のこと。
犯罪者をデュエルで拘束します。


窃盗を犯したラリーのマーカー反応を元に現れるセキュリティの牛尾さん。
この頃はサテライトの住人を、サテライトの住人だからという理由で差別する差別主義者でした。
また傲慢な性格をしており、海外ドラマなんかにある意地の悪い警官そのものみたいな人です。


デュエルで勝ったらラリーの窃盗は帳消しにしろ。
警官がそんな要求に乗ってしまうのも遊戯王世界ではよくあることです。

この時牛尾さんの発言を全て無視して遊星の言った「おい、デュエルしろよ」
言葉のドッジボールとして一部で有名。
初期の遊星は、チーム満足やジャックとの諍いなど色々とあったためにかなり荒んでいます。
ダークシグナー編が終わるとそのわだかまりがすべて消え、立派な好青年になるのですが。

遊星の出したスピード・ウォリアーは★2の戦士族。
召喚したターンのみ攻撃力が倍(1800)になるという効果モンスターです。
攻撃名は「ソニック・エッジ」。

そのままだとレベルが低いこと以外並以下のアタッカーですが、
この時元々の攻撃力を高めておくと、自身の効果でとんでもない攻撃力を発揮したりします。

例えば「進化する人類」を使えば攻撃力は最大4800!
これはライディング・デュエルなので装備魔法は使えませんけど…。


牛尾さんの切り札、モンタージュ・ドラゴン。
手札のモンスターを三枚墓地に送って特殊召喚できる、という超大型のモンスターです。
その攻撃力は、墓地に送ったモンスターのレベルの合計×300!


モンタージュ・ドラゴンの攻撃!攻撃名は「パワー・コラージュ」。

牛尾さんは合計10レベル分のモンスターを墓地に送ったため、
場にいきなり攻撃力3000のモンスターが飛び出してくることに!

しかしその分非常にコストの重いカードでもあります。
手札3枚+モンタージュ・ドラゴンのカードで、一度に計4枚ものカードを使うことになります。

手札に4枚もモンスターがある状況って基本事故寸前だったりしますし、
除去カードで破壊されては目も当てられません。
もともとの攻撃力が無い分、墓地に送られてしまうと蘇生しても攻撃力0ですし。
出すからには、そのターン中にトドメを刺したいところですね。


必殺の攻撃力を持つモンタージュ・ドラゴンに対して、遊星は切り札のシンクロ召喚で対抗!

遊星のデッキの中核を成すチューナーモンスター「ジャンク・シンクロン」。
召喚時に墓地の★2モンスターを蘇生する効果を持っているのですが、この時は使用されず。
アニメではOCGとは効果が違うことが多いです。

その代わりに、同じく★2のモンスターを攻撃表示で蘇生できる「エンジェル・リフト」を使用。
同じく蘇生カードとして名高い「リミット・リバース」の相互互換と呼べるカードです。
シンクロはローレベルを複数用意する必要がありますので、遊星のデッキはローレベルを対象にしたカードが多いです。


ジャンク・シンクロンと蘇生したスピード・ウォリアーをチューニング!
シンクロ召喚!「ジャンク・ウォリアー」
遊星デッキの顔とも言えるジャンク・ウォリアー初登場です。


攻撃力はさほど高くありませんが、
シンクロ召喚に成功したときに場にいる★2以下のモンスターの攻撃力分、
自身の攻撃力をアップさせる効果を持っています。

この時はOCG効果とは異なり、シンクロ召喚した後でも
場に★2が現れればその分攻撃力をアップする効果として処理されていました。
スピード・ウォリアーの900ポイントをプラスして、攻撃力は3200に。


遊星は場のワッパー・ドラゴンを優先して攻撃、破壊。
ワッパー・ドラゴンには破壊された時相手の装備カードとなり、攻撃力を下げる効果がありました。

しかし遊星もそれを見越して、
装備カードを相手に付け替えて更にバトルができるという罠カード「イクイップ・シュート」を発動。

効果によりワッパー・ドラゴンはモンタージュ・ドラゴンに装備されることになり、
モンタージュ・ドラゴン必殺の攻撃力も下級モンスタークラスまでダウンしてしまいます。

更にイクイップ・シュートの効果により、攻撃力の下がったモンタージュ・ドラゴンは、
攻撃力3200のジャンク・ウォリアーとバトル、2000ポイントのダメージを受けて牛尾さんは敗北します。

もし先にモンタージュ・ドラゴンを攻撃していた場合、与えられたダメージはわずか200。
次のターン牛尾さんがワッパー・ドラゴンを守備表示にするか、
ワッパー・ドラゴンの自爆特攻でジャンク・ウォリアーの攻撃力を1400まで下げていた場合、
そのまま牛尾さんに押し切られていた可能性もあります。

結果として、遊星の「ワッパー・ドラゴン」を先に倒すという作戦は成功し、
牛尾さんに勝利することが出来ました。



「クズの一言でカードを否定するアンタに、デュエリストの資格は無い…」

カードの力や絆を何よりも大切にする遊星は、
牛尾のカードを軽んじる言葉が許せなかったのでした。

というわけで5D’sの第一話でした。
いやあ懐かしい。本放送が始まったのは2008年の春ですから、実に5年前のアニメとなります。

一話の作画監督はキャラデザの丸山修二さんではなく、
GXのキャラデザやOPEDの作画を担当していた原憲一さん。
原さんは今後も安定したマッシブな作画と、枚数の多い派手なアクションで、
シリーズのクライマックスとなるエピソードをほぼ担当しています。

FC編、ダークシグナー編、ラグナロク戦ファイナル、ZONE戦決着など、
ここぞというシーンは必ず原さんでしたね。
あとはアキさん回は原さん率が高かった気がする。

さて、5D’sというとやはりライディング・デュエル。
工場の中を駆け抜けていくシーンや、カーブでドリフトを決めるシーン、
そして何よりデュエリストと共にフィールドを駆け抜けるモンスターたち、と
これまでのスタンディング・デュエルでは見られない演出が山盛りでした。

この移動しながらだからこその演出は5D’sにて常に意識されてきたであろう要素で、
今後も様々な形でその利点を演出に盛り込んだシーンが出てきます。

すでに何度も録画で見返したアニメですが、とにかく盛り上げるのが上手い5D’s。
再放送も楽しみながら、なるべく早めに再放送に追いつけるようにしたいですね。

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