感想日記

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今から見返す蒼穹のファフナー第1期 #1「楽園~はじまり~」2015/12/12 


TVアニメ第2期がクライマックスに迫る今だからこそ1期を見返しておきたい。
RoLや劇場版、2期のネタバレ込みで1期を改めて見ていきます。

 

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第一話の冒頭は、一騎たちにとってすべての始まりとなったシーン。
ラジオ越しの問いかけに答えるところから。

 

島で見つけた壊れたラジオを直したのは護。
彼の天才症候群(島の子どもたちは人口受胎してるので大体何かしら持ってる)の発露。

2期後半でナレイン将軍がアルゴス小隊にトラップとして設置していましたが、今の地球上でまともな通信手段を使おうとすると、すべてフェストゥムに察知されます。
2期前半でも難民組の人類軍が通信をフェストゥムに察知されて同化されていたように、フェストゥムは通信を通してでも人類を同化することができます。
この時総士が同化されてしまい、一騎は総士を止めるため攻撃、総士の左目が失明するわけですね。

総士にとっては一騎から受けた傷は自分のアイデンティティに通じる大切な絆の証となりましたが、一騎からしたらわけもわからないまま友達を失明させたわけで。
以降一騎は総士とぎこちなくなります。

 

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時間は現代へ。
一見平和な島の風景。この時代の子どもたちはフェストゥムの存在も、地球がほぼ壊滅しており日本がもう存在しないということも知りません。
真矢の言う「東京はどうだった?芸能人とか見た?」がまさにそれを象徴しています。

ただアルヴィス総司令の総士パパの命で動く総士と、養子みたいな立場の蔵前は別。既にアルヴィスのスタッフとして働いています。
蔵前はこの時点でファフナーのテストパイロットになっており、瞳には同化現象が現れています。眼鏡で赤くなった瞳を隠しています。

 

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2期前半OPの総士のセルフオマージュ元。

 

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フェストゥムの襲来。
子どもたちはまだ何も知らないので、知らないままシェルターに押し込められます。

 

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当時のCDC。司令官は総士のパパ。
史彦は元々、溝口さん同様戦闘要員でした。

 

何の説明もなく各キーワードが登場しています。
まぁ全部その都度くどくど説明する必要はないけど。

アルヴィス=竜宮島のことでもあり、そこを拠点にする対フェストゥム組織のことでもあり。竜宮島は普通の島に見えて、実は人工的に建造された島です。全長60kmの巨大な船の上に大小5つくらいの島が乗っかっている状態。ちなみに2期でアルヴィスは3つ建造されていたことが判明します。

ソロモン=総士の母親が溶け込んだ人間コンピュータによるフェストゥム検知システム。フェストゥムを察知するとスタッフが何故か「ソロモンの予言です」とか言う。わかりにくい。後に「ソロモンに応答あり!」と改められわかりやすくなった。予言ってなんだよ。

ヴァッフェラーデン=エヴァみたいな都市部をカバーする装甲壁。正直フェストゥムのワームスフィア相手には無力。

CDC=司令部のこと。

バーンツヴェック=島から島をつなぐ移動手段。

ブルク=慶樹島にあるファフナーの格納庫。

ワルキューレの岩戸=皆城乙姫が眠る人口母胎。島のコアが眠る場所。総士パパが確認していたのは、コアが目覚めればフェストゥムに対して状況を優位に運べるからでしょうか。

質量固定、フェストゥム実体化します!=フェストゥムは通常虚無の世界に存在しており、地上に現れる際には「実体化」の手順が必要。2期ではニヒトが実体化を阻害する因子を直接流しこむことで、フェストゥムに攻撃しています。

 

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「読まれてるのか…」
このパイロットは咲良のお父さん。2期で彗の父親が言う「要隊長は通常兵器で戦って死んだ」とはこのこと。

この世界における人類の進化は、その根源にミールが関わっており、そのため人類はそもそも種族として根っこにフェストゥムとのつながりを持っています。
(人類が種として生まれる前に地上にやってきた北極海ミールが人類を進化させた)

それゆえ、フェストゥムは人類の思考を読むことができます。

 

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蔵前死亡。
1話で死んだのでほとんど何もわからないままでしたが、彼女のエピソードはテレビSP「Right of Left」で少し語られます。

 

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蔵前の代わりとして、最も適正の高い一騎がパイロットとして徴用されます。

 

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ファフナー・マークエルフ。一騎の初代登場機体です。

「知ってるはずだ、君の体がファフナーと一体化できることを」
島の子供たちは睡眠学習の要領で、ファフナーの扱い方を脳に仕込まれています。
ただそれを自覚していないので、一騎は「無理だ」と言います。

 

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「…行けるのなら僕が行くさ」
ファフナーに乗れば五感すべてがファフナーと一体化します。
すなわち、失明している総士の左目も見えるようになります。

ファフナーを動かすことは自分とファフナーを一体化すること。
一騎によって与えられたアイデンティティ=失明が治ることは、総士にとって自分を喪失することに等しい。
自分を定義できない総士はファフナーとの一体化も果たせない、ということになります。

劇場版で全身フェストゥムとなって帰ってきた総士はその時点で左目の視力が戻っています。
一騎と言葉によって和解できたこともあって、左目の失明は総士にとって過去のものとなり、ニヒトのパイロットになることができました。

 

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「ファフナー、ローンドックで出撃準備!」
ローンドックとはファフナーが戦闘する時の陣形のこと。
単騎での戦闘を意味します。
ツインドックで2機編隊、クロスドックで4機だったかな。

 

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ジークフリードシステム。
ファフナーパイロットと脳皮膜神経を接続(クロッシング)することで、感覚や意識を共有するシステム。
本来的には各ファフナーから得る情報をここに集約させ、指揮系統として運用するものですが、今回はローンドックのため一騎とのみクロッシング。

ジークフリードシステムはクロッシングした人数分だけ脳に負担がかかるため、現状総士しか扱うことはできません。
後に天才症候群の成長から剣司が扱えるようになり、似たタイプの彗くんも後継者として候補に上がっています。

 

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ニーベルング。
ファフナー搭乗の際にパイロットが指を通すリングのこと。
これを通してファフナーと一体化する。

2期ではこれに指を通し続けることで指に跡が残ることが判明。
戦士として戦い続けた証となりました。

これつける時の赤いゼリー状のものがぬちゅってするの気持ちよさそうだよね。

 

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「まずは目を開けろ」
劇中たびたび説明がありますが、ファフナーは搭乗して「操縦」するのではなく、「一体化して」動かすもの。
ファフナー全身が自分の全身となります。

マークエルフが出撃して1話は終わり。

 

わかりにくいのは、誰がどこまで何を知っているか見えないことですよね。
島の子たちはフェストゥムのことを知らないんだけど、誰も「今何が起きてるんだ!?」って言わない。
事情を知ってるらしい総士に対して一騎が「俺たちはどこへ行くんだ?」って聞くシーンとか、いや今抱える疑問を解消するのはその質問じゃないだろ。

こいつらもしかして何が起きてるのかわかってんのかな…?って思える程度の焦り方してる。

ちなみに総士の回答である「どこへ行く」→「楽園」は島が楽園に戻るためには戦わないといけない→戦え一騎、という意味なんですが、総士は言葉足らずがデフォすぎて視聴者にも伝わらない。

 

専門用語が多いのはロボットアニメの定番だし「なんか司令部でかっこいいやり取りしてる」ってのが伝われば1話としては充分でしょう。
その割に「ファフナー出撃!ただし武器はないので俺がロックを解除しに行く!」は間抜けすぎるけど。
確かこのファフナーの武器をロックしてあるのはRight of Leftで描写があった気がする。

 

1話はさすがに作画も安定していていいですね。
さすがに今見ると時代を感じるけど。
これが10年後にエグゾダスに通じるのかと思うと感慨深いです。

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