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余計な手を加えず、SFC版の味わいをそのままに残したスマホ版「聖剣伝説2」!グラフィックをリメイクしないでくれて本当にありがとう 2016/06/26 


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1993年発売のスーファミ用アクションRPG「聖剣伝説2」のスマホ版です。
本作はグラフィックやBGM、SEの美しさとテンポの良さ、すさまじいバグの量とそれでも遊びたくなる謎の面白さである意味伝説となったゲームですが、それが知らぬ間にスマホ版で発売されていました。
さっき調べたらiOS版は6年も前に出てたのね…。

 

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本作は何者かに導かれ、封印されていた聖剣を抜いてしまった少年ランディが「マナの力」を悪用する『帝国』を倒し、世界を守るため戦うという王道ストーリー。
聖剣伝説「2」とありますが、1とはストーリー上の接点はないので2から遊んで大丈夫です。

 

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元々スーファミとしては破格のグラフィックを誇った本作ですが、スマホ版ではそれをほぼ完全に再現。
スクエニのスマホ版作品って下手にグラフィック手を入れて台無しになるイメージだったけど、聖剣2は本当完璧。
SFCで出たFFシリーズのスマホ版とか、ドット絵と高解像度のバランス取れてなくてRPGツクールみたいになってるもんな。

もちろん、未だにファンの間で名高いBGMも原作を完全に再現しています。サントラ代わりとして買うだけでも損はしないですよこれ。
アプリ起動したときに例の神獣の鳴き声「ウォオーーーン」が聞こえてきただけで感動して泣きそうになった。

 

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操作感の話。
画面は横持ちで、左のスティック部分で移動、右の剣ボタンで攻撃、右下の走るボタンでダッシュ。
もちろんリングコマンドも実装されており、左上のメニューボタンから開くことが出来ます。

概ねオリジナルをスマホ向けにアレンジしているという感じなのですが、難点がいくつか。

まず、これはスマホ自体の仕様であってゲームのせいではないんですが、攻撃が当てにくい。
聖剣2は四方八方に移動できるゲームですが、攻撃だけは上下左右の四方向にしか出せません。

SFCの物理キーで操作しているときは問題ないんですが、スマホだと「手元の感覚」と「ゲーム上のキャラの向いている方向」が一致しないことが多くて、
左に向かって攻撃したと思ったのにキャラは上を向いていた、みたいなことが結構起こります。
SFCの十字キーだと方向を変えた時に、物理キーゆえのクリック感があるのですが、スマホだと当然ありません。
攻撃を連打できないタイプのゲームだけに、仕様上攻撃ミスが発生しやすいのはストレスになるところ。

 

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オプションを見るにゲームパッド対応っぽいので、どうしても気になる人はゲームパッドをつけるといいかも。

 

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あとはテキスト送り。
会話中は画面右にテキスト送りボタンが出るのですが、これをちゃんと押さないとテキストが進まない。
昨今のスマホゲームだと、簡単な動作は大抵どこでも画面タップすれば進行するようにデザインされており、それがいわゆるユニバーサルデザイン化された仕様となっています。
その分スマホゲー慣れしていると、このお固い仕様に首をひねるところも。

ちなみにテキスト自体もスマホに合わせて高解像度になっています。
SFC時代のゲームのフォントって、独特の味があって好きだったんですけどね…。

 

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続いてリングコマンドの選択。
「アイコンを直接タップして選択してください」と出ますが、当然アイコンをタップ=SFC版で言うAボタンのため、アイコンをタップした時点でそのコマンドを決定します。
例えば武器を持ち替えるときには攻撃力を参照したいのに、タップすると即座に持ち替えてしまったりします。
魔法も同様で、タップすれば消費MPを見る前に発動してしまいます。

 

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リングコマンドを開いた状態で、画面の開いたところを横にフリックすればコマンドのアクティブを移動させて、武器のステータスや魔法の消費MPを見ることができるのですが、その説明がない。
リングの任意のところをタップすれば即それが使える、というのはスマホならではのテンポの良さではあるのですが。

なんか不便なところばっか挙げてしまった気がしますが、上記した程度のものは1時間も遊べばもう慣れて気にならなくなります。

 

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もちろん改良された点もあって、例えば攻撃がヒットした時には光るようなアイコン(ポポイの前のやつ)が出て、ヒット判定を教えてくれるようになりました。
聖剣2はダウン中に攻撃を重ねるのが基本の戦略なので、ダメージの表示が出る前に当たったかどうか教えてくれるのは便利。

そして画面右上ですが、最大4つまで「ショートカットキー」が登録できるようになりました。
特に使用頻度の高いヒールウォーターが画面タップ1回で発動できるのは便利です。

 

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魔法やアイテムの発動対象も、SFC版のように選択する他、画面左の効果対象一覧から選べるようになりました。
もちろん全体を対象にするボタンもあります。

あとは地味なところですが、階段の移動判定が変わりました。
SFC版ではダッシュ中に小さな段差とかに当たるとダッシュが切れてしまいましたが、スマホ版では平地と同様に移動することが出来ます。
なのでガイアのへその近道をダッシュで駆け抜けることができるようになっています。
あの階段移動時のシュタタタタってSEも聖剣2の味なので惜しいところではありますけどね…。

SFC版のサウンドエンジンの都合上SEが同時に重なるとBGMが途切れてしまう仕様も、スマホ版で改善されました。

また、味方がマップにひっかかってしまっていても、プレイヤーは先に進むことができるようになりました。
NPCが画面の隙間に入り込んで出られない…ってのはSFC版ではよくありましたからね。

 

そして最大の改善ポイント「バグ」ですね!
少なくとも今のところ、ボスを撃破したのに部屋から出られない系のバグとは遭遇していません。
聖剣2には大小様々なバグがありますが、ボス部屋から出られないのは特にきついバグのため、これが無いだけでもかなりありがたい。

 

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特に当時、苦戦しまくったタイガーキメラ戦でバグに出くわした時は本当辛かった…。

 

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序盤のボスのくせに必中の遠距離攻撃を2種類も持ってるマンティスアントさんだ。

 

というわけで聖剣伝説2でした。
もう何もかもが懐かしくて、本当にプレイしてるだけで楽しい。
スマホゆえに多少操作が変わっているところはありますが、当然SFC版からまるごとベタ移植なんて無理な話ですし、改良された点もいっぱいあります。
概ね、当時のSFC版で遊んだ聖剣伝説2をそのまま楽しむことができますので、当時やりこんでボス部屋に閉じ込められた人には絶対におすすめできます。

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