今週のジャンプ感想 2017年15号


なぜか6連続新連載が途切れて1週空いてしまったけど、表紙のサンジがかっこよかったのでまあ良し!

 

ONE PIECE

画像のシーンがとても「ONE PIECEだ!」って感じがして好き。
初期の頃の雰囲気を思い出す。

ベッジとの会談は海賊らしい、仲良く手を組むなんて雰囲気は欠片もなくて、それが実に良かった。
しかしこの場ジンベエが居なかったら完全に成立してなかったよな…突然現れて大活躍すぎる…。

最近のワンピースは一話ごとにちゃんと話が進んでいるのがとてもありがたいね。
バトル始まると、話が進んでるんだか停滞してるんだかの判断も微妙になるし、ワンピはこういうキャラ同士が絡んでるシーンが一番楽しい。
いやバトルもかっこいい決めのシーンは好きだけどね。もう単行本84冊分もそういうシーン見てるからね。

 

ハイキュー!

今週は完全に星海さん回。
ユースの縁で影山と気さくに会話してるのがなんか高校の先輩って感じがして素敵だった。
影山がそういう会話する相手あんまいないからなー。

いよいよ劇中に「小さな巨人」の名を冠するキャラが出てきて、日向にとってのラスボスなんでしょうか。
高校の3強スパイカーとは別の軸から強敵が出てきたけど、もう倒したウシワカは置いておいても、残りも全員倒すんでしょうかね。

星海さんも白鳥沢の監督が言っていた「高さへの飢え」をとてもこじらせていて、これはやっぱ作品として一つ貫いたテーマなんだろうな。
久しぶりにぞわっとする顔した日向も見れたし、満足度の高い一話でした。

 

腹ペコのマリー

毎週かわいいし楽しいんだけど、展開の遅さがちょっと気になり始めた。
今週はマリーの入ったタイガがメインの話でした。
といってもマリーは多くを語らず、明らかになったのは腹が減っていて食ったら寝るということだけ。
まだ漫画がどの方向に進むのかわからねえ…!

今回で明らかに冒頭エピソードが終わった感じはあるので、次回からこの漫画の方向性が見えるんだろうか。
といってもべるぜも色んなことを手広くやる漫画だったので、学校のテッペン取るかもしれんしバレー始めるかもしれんね。
キャラクターたちが賑やかで楽しいので、何やっててもそれなり以上に楽しい漫画になると思う。

 

Dr.STONE

「科学ではわからないこともある」じゃなく「わからないものをわかるようにするのが科学」っていう話がとても良かった。
この漫画も多分、わからないものをわかるようにしていく漫画なんだろうな。

と思ったらその回のうちに石化の特効薬が出来ててめっちゃ笑った。
展開早すぎない!?Dr.STONEとはいえもう治療法確立しちゃうのかよ!?

まぁ「石化の解除」と「中身のメンタル」の状態は一致しないと主人公二人で判明してるので、石化を直したところで元の本人の人格が生きているかはわからないけど。
生身に戻ったところで、心が死んでいたり自我が崩壊していたり、ってそういう方向にはいかないかな…メンタルケアできる人いないし…。

今回の新連載シリーズの中ではダントツで「わかりやすい」漫画をしていて、たった2話でもう単行本1冊分読んだような気分になるねこれは。
ページの中に情報量を詰め込むのが上手いというか、必要な情報だけをちゃんと読ませてくれる感じとか、実に上手い。
しかし展開が早すぎて、実は短期集中連載なのでは…とか思ったりもする。これ単行本1,2冊分で文明復興しちゃいそうなんですけど…。

 

約束のネバーランド

自分の死刑宣告をされながらも、穏やかな表情でエマを見つめるノーマンの表情がたまらなかった。
今週はここに限らず、ノーマンが全コマでいい表情をしている…。
ノーマンを見送るレイがすごい憔悴した顔をしているのも新鮮。

ノーマン自身はもう死を覚悟しているようだけど、一方でトランクの中身とか、扉を開けた先のリアクションとか、漫画的にも単に死ぬわけではなさそう。
トランクの中に入っているのは、シスターの残した何かなんだろうか。
これから殺されて鬼に食われるという状況で活きるアイテムってなんだろうか全く読めない…。

 

青春兵器ナンバーワン

この漫画、回を重ねるごとにボケ・ツッコミの数が増えていっている気がする。
もう1ページあたり1,2個のギャグじゃ収まらなくなってきてるよね…。
エージの喉壊れちゃうんじゃないだろうか。

前にも何度か思ったけど、この漫画は「今週はここまでか」と思ったところからもう一つ展開がある、ってことが多い気がする。
今週もゴローが逃げたところで終わりかと思ったらもうワンシーンあって、なんか得した感があった。

そして委員長との思い出で思い切り笑わされた。
左門くんがシリアス路線に移行したので、この隙にジャンプのギャグ枠として育っていってほしい。
あとこれの影響で焼野原塵も読んだけどあっちもめちゃ面白かったのでおすすめ。

 

僕たちは勉強ができない

人魚姫可愛すぎる…。
そして恋愛レースに負けるキャラ感がバリバリすぎる…。
いよいよ勇気を出して主人公に告白するけどフラれるエピソードがシリーズ最終章の冒頭にやってくるタイプのヒロインすぎる…。

ところでろうそく消えてる間には何があったんですかね…。
理系と体育会系両方に何かしたっぽいけど本当何があったんですかね…。

 

鬼滅の刃

炭治郎は本当に泣きたくなるほど優しい子やで…。
というのが一話まるまる使ってこれでもかと表現されたとても優しい回だった…。

こういうキャラクターの造形と掘り下げに魅力があるから、一ヶ月くらいバトル展開なくても全然面白いんだよな。
まさか去り際にカナヲさんをこんな可愛く見せてくれるなんて思ってなかったし、こんな可愛い面見せてくれるならもっとしのぶさんちにいてくれよ!とはちょっと思ったけど。
今まで表情を崩すことがなかったもんだから、コマごとに違う表情を見せてくれるカナヲさんが素敵で仕方なかった。
炭治郎早くまたケガしてしのぶさんち行ってくれ!

 

ポロの留学記

いよいよ作画が追いついてないのがほぼ全ページから丸わかりになってきた。
最後のコマなんて背景アタリしかとってないもんなあ…。
人物の線も神の登場したページとそれ以外のページ見比べると、本来の画力に(多分)作業時間が追いついてないのがよくわかる。

あと「お客様は神様」って、芸事で演者の心構えを説いたもので接客業とは関係ない、って有名な話だと思ってたけど、未だに接客業にこのフレーズ持ってくる人がいたことにちょっと驚いた。
「お客様は神様」で検索するだけで発言元である三波春夫のサイトが出てくるんだけどな。

ストーリー自体も不愉快な客に振り回されるだけの話で、得るものが何もない退屈な話だった…。

全体的に、連載が決まってからの準備期間がなかったのかな?って思わせるような手落ちが多くて、普段の単純につまらない打ち切り漫画とは違う意味で気になる。

 

ブラック・クローバー

読んでて貴重な情報がすげえどんどんと出てきて、まさにフィンラル先輩と同じ顔になった。
確かに魔女の森の長なんてそういうこと知っててもおかしくないけど、だからって謎が明かされまくりすぎる…。

そしてマルスくんがさらっと国王を洗脳して国を改革する気になってる…。
子供を洗脳して兵士にするような国だし納得の処置ではある。当のマルスくんもその被害者の一人だしね。

それにしてもカズレーザーも女王も一話で改心しすぎだよ!
あまりに綺麗に改心するもんだから実はまだ裏があるのでは…とも思ったりしたよ!
アスタさんは悪い魔法使い改心マシーンすぎる。

あと最後のページ見て、今のシリーズがアスタの腕を治すための旅だったことをようやく思い出した。
忘れていたことさえ忘れていた。
毎回情報量が濃厚すぎて、シリーズ序盤のことを忘れてしまうレベル…。

今回の話でバネッサ姐さんの出自が明らかになって、まだ掘り下げが来てないのはあと一人か二人くらいかね。
最初に黒の暴牛メンバー見たときは「これ絶対全員の名前覚えられないまま終わるわ…」と思ってたのに全然そんなことなかった!
展開早いから掘り下げもいっぱい盛れてるんだろうなー、と思ったんだけど今週でもう101話だった。
ブラクロもう2年もやってるの!?
そりゃアニメにもなるわ!

 

U19

ある意味毎週一番の楽しみになっているU19感想の時間です。

まず選挙権が大人にしかないからこの国は大人に支配されているんだ!って冒頭の会話。現実でも同じですよね。
大人党が汚い手段を使って政権を握ったのならまだしも、そんな描写がないのでちゃんとした選挙で勝った普通の政党にしか見えない。
ので、そこに暴力で割り込もうとする主人公たちが本当にただのテロリストにしか見えないの本当構造的問題だと思う。

そしてとにかく最悪なのは今週から急に谷先生がクソヤロウになったこと。
これまで登場するたび強権を振るってきたけど、その全部に学生側の落ち度からの罰という理由付けをしてあったのに、今週から急に何の理由もなしに主人公いじめを始めやがった。
倒すための前フリとはいえ、キャラクターの性格からして変わってしまってものすごい残念です。

体罰の容認を根拠に生徒を殴ってたのに、今週それすら忘れて机を窓から放り投げる暴挙にいたった理由って、もう作劇の都合でしかないよね。
暴力が罰でなくなることで、谷先生がもう先生キャラですらないただのチンピラに成り下がってしまった。

谷先生のポイントは「この大人最強の社会を利用して子供をいじめてやろうクックック」って人間じゃないことだと思う。
あくまでこの大人が管理してランク制に作り変えた社会の一構成員として、今の子供をランク社会に適応した人間に育てようとしてて、それはランクの評価目当てで手伝いしてます!って宣言したヒロインを応援してたシーンからも明らか。
谷先生の中に私的な都合から来る悪意はなくて、あれが今の社会における教師の役割なんだよ。
それが急にその役割を逸脱して、個人的に気に入らないからと授業中に生徒を罵倒して、窓から机を投げ飛ばす狂人になってしまったのは本当にこの漫画の損失だと思う。
この漫画で唯一、善悪は置いておいても芯の通った人だったのに。
そして何故私はこんなに谷先生を応援しているんだ。

あと能力見られたから谷先生を追い出す、って言うけどメガネの適当なごまかしを信じ切ってたし別にわざわざ追い出さなくていいよね。
屋上のシーン以降疑いを向けられて探りを入れられている、とかそういう話が事前にあったなら別だけどさ。
というか「リビドーを見られた状態の谷先生」を「追い出した」ら管理も監視も出来なくて余計ヤバいんじゃないの?
記憶を消すリビドー持ち(そんなものがいるかはわからん)でも連れてくるか、あるいはテロリストらしく脅迫して拘束しておくのが本来じゃないの?

野球部の友達が主人公のためにキレてたけど、こいつと主人公の間にどういう友情があったのか誰も知らないので全然感動できなかった。
急すぎ。
誰だお前は。

 

左門くんはサモナー

左門くんのバトル展開はあんまり好きじゃないんだけど、マステマがいい感じだったので今週は面白かった。
マイペースすぎて、左門くんがツッコミに回ったのってもしかして初めてじゃないだろうか。

左門くんは動いてる感のある絵はあんま上手くないけど決めゴマはかっこいいので、この調子でシリアス展開続けたらバトル漫画路線に行けるのかもしれない。
いやギャグ路線で居てほしいけどね!

 

銀魂が休んだ分の読み切りが掲載されていたけど、話になんの決着もついてなくて正直面白くはなかった。
アニメ1話のうちAパートだけ抜き出した感じで、なんの話だったのかさえわからないままだった。
すでに盛り上がってる連載のエピソードゼロって感じだったけど、実はジャンプSQとかで連載してる漫画の外伝なんだろうか。

次週ようやく藤巻先生の新連載!
何が起きるか楽しみです。