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今週のジャンプ 2019年14号 2019/03/06 



再び新連載シーズンですね。
個人的に終わっても惜しくない作品って今の本誌だとソーマくらいなので、どれにアンケ入れたものかとても迷う。
今週の新連載はかなり応援したい感じだったし、ヒグマもできれば応援したいし、でも呪術とアクタージュが毎回おもしろいんですよ。

ジャンプのアンケートも上位3つじゃなくて、各タイトルごとに10点満点の評価をつけれるようになってほしいな。
全部面白いときは全部面白いって言わせてくれ。

最後の西遊記


今週からの新連載。
なかなか珍しい主人公&ヒロイン、シチュエーションに結構目を引かれました。

特にジャンプでは珍しい小学生の主人公に、盲目で四肢のない車椅子義妹ヒロインという強烈な合わせ技。
これがいい方向に影響するかまだ読めませんが、前例のない組み合わせなことは確か。

こういう作品どっかで見たことあるなーと思ってしまうと、そこで作品を読み込みたい気持ちが萎えるというのはよくあることで、こういう飛び道具から作品へ導入させるのはとても鮮烈で良かったです。

主人公が小学生なのは、二次性徴迎えた後だと「身の回りのお世話」に生々しさが出てしまうからでしょうか。
今回もトイレの世話をさせられるシーンとかあったけど、あれで二人が高校生くらいだと、そのシーンに別の意味が見出されそうですよね。

この一話を通して、主人公の少年はすごい真摯にコハルちゃんと向き合う心の準備を整えます。
突然介護を押し付けられても、この子が悪いわけじゃない、と自分に言い聞かせる様はあまりにも立派。
そんな彼にコハルちゃんも心を動かされていくわけですが、この二人の年齢に見合わない誠実さに対して親父がクソすぎる。

なんの説明もなく、小学生の子供から学校も友達も夢も奪って、目が見えない・喋れない・動けない初対面かつ異性の子(闇落ちすると世界が滅ぶ爆弾付き)を24時間ワンオペで介護しろ、ってあまりにもひどい。
主人公かコハルちゃん当人がグレたらその時点で世界の終わりやろがい。

「コハルちゃんにとって人間が守る価値のないものになれば世界は滅ぶ」
ってお前この1話のなかでも泣きながら謝るくらい罪悪感募らせてんじゃねえか。

蔵に閉じ込める展開も、盲目の怖さを気付かせるって意義はわかるけど、自由を奪われた小学生がたった一日友達と野球したかったのがそんな悪いことか、と思ってしまう。
熱中症で倒れたって、いやその倒れた子を連れてきた親父はその時どこで何をしとんねん。

まぁこの親父はロクでもないって描写はされていたので、読者にこういう見え方しているのは意図的だろうし、一応様子見。
できればこの導入エピソードのうちに、死なないまでも退場してほしい…。

親父以外は、作品としては惹かれる要素が多分に配置されていて、珍しく一話の時点で先が気になると思わせるパワーがありました。
冒頭カラーページの意味深かつどこか不穏な動画も、一話の現状から遠く離れた感じがして、どうやってあそこまで行くのか気になるところ。
ちゃんとアンケート入れて応援しようと思います。

約束のネバーランド


緊張感のある鬼とノーマンの契約。
結構内容の濃いものだったのにすぐ全部ウソでーすってなったのでなんだそりゃって思った。
やっぱ頭脳戦が見たいよ頭脳戦。

お互い騙して殺す気満々だったしお互い承知の上っぽかったけど、ノーマンは同盟結んだ相手から家族を守る手段までちゃんと用意してるんだろうか。
今のノーマンたちが勝てない鬼ども相手に勝てる(らしい)鬼を、今のノーマンたちがどうやって倒すんだろう。

ブラッククローバー


強姦事件起こした例のあいつがモデルのライアさんが瞬殺されてて笑った。
まぁ正直あんま似てなかったとは思うけど…。

Dr.STONE


仮称ホワイマンはやっぱり推定黒幕。

手がかりを見つけて悪い顔する千空がかっこいい。
自分から宇宙の旅も科学も親父も奪った仇敵だからな…。

この原始世界において、少なくとも千空たちが作ったもの以上の出力を持つ電波を発信できるホワイマン。
石化現象の黒幕なら3700年前から生きていた誰かなのか、石神村のように世代を交代して生き続けてきたのか。

こう、早く先が読みたくなるそわそわ感がたまりませんね!
今の本誌、謎を追求していくタイプの作品が他にないので余計楽しみになる。

アクタージュ


夜凪ちゃんは立派になったよなあ、と思っていたけどね。
これまで仲良くしてくれてた人たちはみんな「社会人」だし、良い芝居をするという「共通の目的」があったんだよね。

学校舞台にするなら演劇部だよなーと思ってたけど、映研ときたか。
今風の女の子に映画狂っぽい子に、この漫画じゃ珍しいタバコ吸う未成年なんてのまで出てきて、あぁこの、舞台編はじまって七生ちゃんや亀が出てきたときの気持ち。

芝居への没入がすごい、という武器を使えない夜凪ちゃんはどうやって彼らを引き込むのだろうか。

この雰囲気だと、デスアイランドの共演者や劇団天球のキャラ再登場は難しいかなー。
夜凪ちゃんが「友達つくるのって難しいね」って茜ちゃんに相談するシーンとか欲しいです。

僕たちは勉強ができない


まふゆセンセの誕生物語。
いかにしてフィギュアから離れ、教師を志したか。

こう言っちゃなんだけど、思ってたより普通の理由でフィギュアから離れたんだな。
けどその分「才能に合わせて生き方を選べ」というこれまでの指導方針には納得がいくものだった。
文乃も莉珠も、まさに自分と同じ「道の踏み外し方」をしようとしているところ。

ただ、目をかけていた音大志望の子が落ちたのは、まふゆセンセのせいじゃないよね。
そこ気にするなら、一般の大学受験に落ちた生徒のことも、教師は全て気に病まないといけなくなってしまう。
例の先生に憧れすぎたばかりに、適切な距離感を見誤ったという感じ。

それでようやく理解したけど、今のまふゆセンセは教師をやる能動的な理由も、フィギュアをやる能動的な理由もない状態なんだな。
ここで唯我くんの言葉で理由を見つけてしまったらもうそのままゴールインだぞコレ。

ところでまふゆセンセに文化祭の話持ちかけてる子って、唯我くんが何度か行ったバイト先の店長かな?

火ノ丸相撲


火ノ丸対童子切は、最終的にはまさかの電車道。
あの土俵入りのポーズに入るときの火ノ丸は本当にかっこいい。
けどそこからのぶちかましのシーン、頭が燃えすぎててちょっと怖い。

怪我してたし敗北フラグは立てていた童子切だけど、休場する代わりに火ノ丸に火をつけていくとは。
いっとき冴さんのサポートをするぜ、なんてことを言っていた火ノ丸だけど、当の冴さんや童子切から言葉をもらって、ようやく主人公対ラスボスの構図に返ってきましたね。

でも横綱倒す前に、誰かが大包平を2敗させないといけないんだけどね…あいつマジなんなの…。

ゆらぎ荘の幽奈さん


オカルト側の人間でありながら今まで存在感を潜めていた流禅さんだけど、まさかここに来てメインキャラフラグを立ててくるとは…。
ショートヘアのお姉さんが好きなので、初登場回のときには「また出ないかなー」くらいのこと思ってたけど、幽奈さんの成仏を否定してるあたり、これ新たなラスボス候補じゃね?

夢の中で見たものが「本来あった未来」で「予知夢」によって介入に成功し、その未来が回避されたというのが真実の流れだという。
「望んだ未来」ではなかったことと、よりよい未来へ進む道標になったこと、そしてコガラシくんとより近しい距離になれたことの3つをもって、ようやくあの悲しい予知夢の世界が昇華できた気がする。

獄丁ヒグマ


亡者側は勝手な事情を述べるも、当然これまでの犯罪を肯定する要因にはならないし、ヒグマも知ったことじゃないと切って捨てる。
主張を対比させながらも、流れる涙で静かに同調して見せる構図が美しかった。

亡者を救えないかと悩みつつも、その行い自体は一切容赦なく断罪するところは遠慮なくて好きだ。
悪いやつにもそれなりの事情はあるんだ…みたいな話で同情誘う展開があんま好きじゃないので、ぶった切るところはぶった切ってくれるヒグマは良い主人公。
炭治郎と並んで、今のジャンプの二大正論の刃で敵を切って捨てる主人公だと思う。

加えて、これでいいのかと悩むヒグマに、ちゃんと感謝の言葉がかけられるのも素晴らしい。
頑張った主人公には、相応のご褒美がないといけない。
詐欺みたいなご褒美もらったチェンソーマンもいるけど。

今回の話は、前の命寿の話と比べて結構読み応えのある話だった。
とは言え、子供を愛せなかった母親の苦悩なんてものをジャンプでやって受けるかというと…。
もうちょっと子供目線にしていいよ!重いよ!

次号で早々に主人公の内面に踏み込むようだけど、やっぱ掲載位置から危機感はあるのかな。
全体的に薄味だけど、いいところは本当にいい漫画なので、単行本5、6巻以上は続いて欲しい。

ne0:lation


自動走行+決まったルートで走り続けることによる最適化ってのは、いい落とし所だったと思う。
ただそれがあまり盛り上がりにつながってないだけで。

あんな大口叩いてた相手が、自分での運転さえしてなかったっていうショボさはマイナス大きい。
勝負のドキドキってお前何もしとらんやないか。

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