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今週のジャンプ 2019年27号

2019/06/09


四連続新連載もこれで最後。
だいぶ誌面の色が変わりましたね。

…正直ジモト、ダビデ、ネオ、ヒグマが載っていたときの方がジャンルが幅広くて面白かったと思う。
とくにギャグ漫画ゼロは厳しい。青春兵器の長谷川先生帰ってこないかな…。

トーキョー忍スクワッド


新連載。
ニンジャスレイヤーを水で100倍に薄めた漫画だった。

そら本家ほどサツバツとはしてないけど、あの世界観のキモである「サイバーパンク×忍者」をごっそり丸パクリしてくるのは正直引く。
この丸パクリに原作者がついているというのも驚いた。

パクった部分以外の箇所に独自色が見られるというわけでもない。
たまたま行き合った見知らぬ少年を何故か救ける主人公、という一億回くらい見たストーリー。

巻物は本当にただの巻物で、自力で修行しないとワザを覚えられないという点だけは笑った。

一話全部が前フリで、二話で世界観の大逆転でも起こすならこの見方は改めるけど、無いだろうなあ。
今期の新連載では一番駄目な漫画だと思う。

絵は上手いので、作画の人だけでもこの作品から逃してあげてほしい。

Dr.STONE


明らかに「悪いやつ」が出てきて、これは頭首様は気のいいやつで味方になるパターンかな。
と思ってると裏をかかれたりするので油断せずに読もう。

なぜかナランチャのパロディをしながら航海メンバーに参加した銀狼がここに来て主役に。
臆病者が頑張る話はどうあがいても面白くなるのでとても楽しみです。
石像にされた金狼を見て本気で怒ってほしいなあ。

ビーストチルドレン


憧れの選手の息子を付け回してロッカーの中に潜む主人公がキモすぎる。
もしかしてこれ「情熱的な主人公」という描写なのだろうか。

中学生の体で深夜0時まで筋トレして、膝をズキズキ痛めながら「今強くなってる」と興奮する姿もかなりキモかった。
トレーニングに関する視点が20年前の根性論というか、今の時代にその描写は完全に怪我の前フリだよ。
来週にはウサギ跳びで階段登ってそう。

ユキトくんの進学先を知りたがるのも、体を壊すようなトレーニングもすべて主人公が空回っているようにしか見えないんだけど、作品中でそれが否定されないのですごいモヤモヤする。

あと、主人公が中学生だって一話で明示されてなかったの、何の意味もなかったですね。

呪術廻戦


釘崎のアニキカッケー!って感じの一話だった。
長いことバトルでの活躍シーンが少なかったので、釘崎のかっこよさを堪能させてもらった。
最近の釘崎は表情ものすごい耽美だよね。

相手の体内に血液を触れさせることで発動する術式が、結果として釘崎の反撃の契機になるという。

藁人形の呪いは相手の体の一部を使う、というのは知られた話ですが、まさにその一部が自分の体内にあり、しかも相手と呪的につながっている。
つまり共鳴りは本来、自分の体に釘を刺す術式ではないんですよね…ためらいなくぶっ刺してたけど…。

形成が逆転してからの、二人同時黒閃もめちゃくちゃカッコよかった。
タイミングさえ合えばできるスーパークリティカル、ってのはジャイアント・キリングを描くのにすごく便利ですね。

それにしても兄弟の絆ゆえに負けた呪霊と、それをキレキレの表情で眺めながら弟にトドメを刺す釘崎。
一体どっちがワルモノなんでしょうね!

ふたりの太星


太より星の方が強い、って話だったので「弱い方消してどうすんだよ」と思っていたけど、先週の対局内容見るに太ちゃんの方がずっと強かったようで。
と言っても理解されなかった「大悪手」は神の一手と言われるほどの幻の手でもあったわけで、星ちゃんが弱いわけじゃない。
この漫画、対局相手のハードルどんどん上がってない?

どうしてもヒカルの碁を連想しちゃうけど、消えた太を追いかける星の話になるのかな。
太ちゃんの戻ってくる場所がなくなるので自分は将棋をするべきじゃない、という星ちゃんの不器用な気遣いが可愛い。

四タイトル出揃った今の所、今期新連載ではこれが一番好き。
と言ってもすでに屋台骨になっている中堅タイトルが強すぎるので、アンケ入れるところまでは中々行かないんだけど…。

電子版ジャンプのアンケートは上位3作品しか票を入れられないのですが、上位5作品に入れられたなら今回の話は5位以内には入れてたと思う。
2話を読んだときには「二重人格の共闘将棋マンガじゃねえのかよ!」というネガティブ寄りの驚きがあったけど、今週のを読んだら割と納得できたし。

そのときの一話だけを見て感想を語りがちなことに気付いたので、気をつけようと思います。

ハイキュー!!


鴎台戦はどうにも烏野がノレていないですね。
じわじわ追い詰められる地味めな展開で、すでに試合は半分を経過。

旭さんが一発かます下準備を進めている段階だけど、ブロックを抜くことはできず。
日向が囮として機能しない、というのは音駒戦もやったけど、鴎台は日向をメタるのではなく、徹底したリードブロックによる囮の無効化。
「烏野は上位陣と殴りあえるだけの攻撃力を持ったチームで、そこに最強の囮が加わることで「勝てる」チームになる」というわけですね。

あと、日向と星海の対立軸をもっと見せてほしい。3セット目でやるんだろうけど。
超飛ぶ星海のスパイクを超飛ぶ日向がブロックできるかが決勝点になりそう。

アクタージュ


夜凪ちゃんに役者としてのプライドみたいなものが見えはじめていて、とても良いですね。
スッと役に入っていく感じはもはや貫禄さえあった。
文化祭編で「役者じゃない自分」を意識した反動だったりするのかしら。

火ノ丸相撲


あまりにも人外すぎる…神だからしょうがないけど…。

草薙が負け越しているのは今場所を使って自分の完成を横綱との取組に持ってきたからで、一方刃皇は負けたとしても老いたからではない、という話。
あの神を宿した巨体同士のぶつかり合いを見ると、本当に火ノ丸は勝てるのだろうかとちょっと思ってしまうね。

優勝決定戦に入れば、火ノ丸・冴さん・刃皇・唐揚げの四つ巴。
同部屋決勝を避けるためにも、身内同士の戦い→勝者同士で優勝決定戦?

食戟のソーマ


あと3話で終わりらしい。
異能とか裏料理界とか言い出した時点で、単行本30冊かけて組み上げた世界観全部ぶっ壊したわけだし、もうどうとでもなれという感じだ。
作画も明らかに手抜きになってるしね。
今スタジエ編とか秋の選抜編読み返すと絵の密度が全然違ってて笑う。

一話で丈一郎が言ってた「料理がうまくなるコツは、料理を食わせたいと思える相手を見つけることだ」ってとこだけ回収してくれればいいや。
それがえりな様になるんだろうけど、できればちゃんとそれだけに焦点を当てた話やって欲しかったなあ。

改めて語っておくと、ソーマは2巻~16巻くらいまでは真面目に人におすすめできるくらい面白いマンガです。
特に四宮との食戟を描いた4巻、美作との食戟を描いた10、11巻、スタジエールを描いた13、14巻は文句なし。

四宮との食戟は「負けたら退学」という大前提を「主人公たちを勝たせずに覆す」工程が本当に見事。
四宮の心情、田所ちゃんの成長、ソーマの実力、堂島さんの采配など見どころが詰まった最高のエピソードで、単行本4巻にしてシリーズ最高峰の密度。

美作との食戟はソーマが何よりヒーローしているストーリーで、一方リアクション芸も極まってきた頃。
堂島さんがとんでもない飛び道具として機能していて楽しい話。

スタジエールはこれまで脇役だった秘書子を掘り下げ、彼女の成長を見せながら、オーバーラップさせるようにセンバツで負けたソーマの再起を描くこれも見事な構成。
更に四宮のもとで、これまで徹底して強キャラだったソーマ以上の世界を見せつつ、試練を乗り越えることでわかりやすく成長を描く。
料理漫画という、読者に味をつたえられないコンテンツにおいて、ドラマだけで「主人公が成長した」と伝わるよう物語を組むのは本当にすごい。

そうして積み重ねてきたソーマの物語が一つ結実するのが「月極祭」。
出会ってきたライバルや仲間と力をあわせて十傑を討つという最高の展開。
15、16巻で読めるのでぜひ。

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