今週のジャンプ 2019年39号



新連載シーズン到来!
今週は「ポロの留学記」の作者が割と早々に連載陣復帰。

前期の新連載4作は揃ってドベ落ち、対象的に「神緒ゆいは髪を結い」が上がってくるという割と混沌とした状況。
もしかしてこれは打ち切り回避来たのでは!?

夜桜さんちの大作戦


前作「ポロの留学記」はとても週刊連載のクオリティに届いていない、悲惨な漫画でした。
3話目あたりでもう背景がラフ未満のアタリが殴り描かれているような状態で、もちろんストーリーも凡百。
(なんかアシスタントが揃わないまま連載始めさせられた、みたいな噂ありましたね)

そんな状態だったので、「ポロ」は全17話で打ち切られてしまいましたが。
一方の本作は一転して読みやすく面白く進化していて、特に良かったのがキャラクターの心情。

「家族を喪うこと」に対してともに恐れを抱きながら独善に走る長男と、ヒロインを守るために戦うことを選ぶ主人公の対比。
構造がシンプルな分、初見の一話でも話がつかみやすい。

長男と主人公、二人の心情の話に終始したおかげで、戦闘のプロフェッショナル相手に主人公がいっぱい食わせるという展開が、バトルを伴わずに違和感なく出来ているのも凄い。
この一話は「主人公が勝ったからヒロインと結ばれる話」ではないし「長男が負けたからヒロインを諦める話」でも無いのだ。

文句一つ言わずヒロインと主人公のために戦ってくれる家族たちもみんないい人だった。

今、本誌のラブコメ漫画はどれもいわゆる「ヒロインレース」状態で安心して読めないので、一話の時点でヒロインが固定されているのも安心感がある(火ノ丸相撲は安心感があった)。
ラブコメ以外の軸があるので、ニセコイみたいに無理して続けて破綻することもないだろうし。

よりによって次に来る漫画のWEB部門一位を「SPY×FAMILIY」がとった翌週にスパイ一家ものを連載せんでも、と思うがこれはタイミングが悪かったのだろうか。

編集部もさあ、スパイ以外の単語を勧めてあげるとかしてもよかったんじゃねえかなあ。
(少なくとも)一話の内容では「殺し屋一家」とか「傭兵一家」でも成立したと思う。

あらすじも作風も話のテーマも違うのに、どうしてもすでに実績のある人気漫画との比較対照がスタート地点になるのはひどすぎるよ。

鬼滅の刃


表紙絵の、髪の毛食わされてる弦弥がイジメの現場みたいでちょっと笑った。
だがこれは間違いなく人命救助のシーンなのだ…。

柱二人を相手にしながら上半身裸になるだけでノーダメージの黒死牟。
停滞どころか劣勢気味の戦況を無一郎と弦弥は変えられるのだろうか。

二人共大好きなキャラなので、できればこの戦線を離れてでも生き残って欲しいんですけどねえ!
鬼殺隊の隊士がここで戦わないわけがねえのが辛い!
無惨のテレパシー?を読み取れるようになったらしい弦弥が、戦わない以外の戦い方で頑張ってくれる方向になったらいいなあ。

Dr.STONE


この漫画一話のなかに2つも3つも何かしらの「機転」が含まれてるのがすごいよね。
この密度のストーリーを稲垣理一郎はどんだけ時間かけて考えているのだろう。
そしてBoichiはどんだけ時間かけて描いてるんだろう。

実は連載開始前に10年くらいかけて全編描ききってから掲載させてたりしねえかな。

ハイキュー!!


今週号のサブタイ見ました?
「小さな巨人VS   」

このVSの先に日向が立っているんですよ。
つまりこの空欄を埋める解は「最強の囮」。
カッコイー二つ名が欲しいと常々言っていた日向は、いよいよ自分でその答えを手に入れたのです。

いやもうストーリー構成の妙よ。
毎週ものすげえ密度でスポーツ漫画やりながら、ストーリーに一切の手抜かりがないの恐ろしくないですか。

呪術廻戦


五條悟、死す!
ぜってー死なねえよこいつ。これが過去編じゃなくても死なねーと思う。

これで現在時点での悟が、実はパンダみたいに擬骸に魂入れた人形だったりしたら驚くけど。

悟が以前「呪術よりフィジカルが強い方が怖い」と言っていたのは今回のバトルで得た教訓だったのかな。
まぁ、悟には呪術面で怖いと思える相手がほとんどいない、ということを踏まえての感想だろうけど。

悟が戦線離脱して、話の焦点が夏油に移る。
彼が悪堕ちするきっかけはここにあるのだろうか。
理子ちゃんが撃たれた瞬間の虚無みたいな夏油の表情ものすごかったですね…。

ところで呪術を使えず呪具で戦うという点で、真希さんと伏黒父は戦い方が重なるんですね。
夏油が真希さんスゲー馬鹿にしてたのは、悟を倒した伏黒父への反動だったりしたらエモい。

アクタージュ


割と短く終わった学校編だったけど、ここに繋がってくるんだなあ。

深く入りすぎると戻ってこられなくなる。
戻ってくるための場所。
戻ってこられなくなるかもしれない要因。父親。
花さんの気にしていた夜凪父の存在。
母の死。

ここ最近散りばめていたあらゆる要素が主人公の父で収束する、というバトル漫画もかくやという展開。
アクタージュは演劇をバトル漫画の文脈で扱うようになって一気に面白くなったけど、その集大成がこの一話に詰まっていた感じがする。

ボーンコレクション


正直今週号は新連載や並み居る人気漫画を差し置いて、この漫画が一番面白かった。一位にアンケ入れた。

話自体はよくあるバディもの系なんだけど、主人公とヒロインが協力するようになる過程を思い切ってバッサリカットして、二人が共闘する描写にページを終始させたのがとても良かった。

主人公が頑張る理由も下心込みで共感しやすかったし、ふてぶてしいヒロインも、主人公におっぱい提供しているので嫌いになれないというかむしろ好きだ。

真面目に戦っているんだけどどこかコミカルで、作風というのか漫画全体に漂う空気感が心地よかった。
同じジャンルでも違うジャンルでも、このかすかに呑気な雰囲気が活きていたら応援できると思うのでぜひ本誌に来て。

サムライ8


アタが何者なのか教えてくれ
そのためにはまず銀河の説明だ…ちょっと長くなるぞ…
→アタの目的は色々あったが要は私欲だ…なんの私欲かは特に教えないけど…

この説明語り必要だったかなあ?
この漫画がなにを目指してどこに向かっているのか本気で読めない。
わからなすぎて面白いのかつまらないのかもわからないんだ…。

ふたりの大星


出るたび笑いを取っていくハガデスは本当何なんだよ!

太ちゃんはもうちょっと周囲の人間関係気にしてあげていいと思う…。
オメーの態度で壊れたやつ結構居るぞ!

次号あたりで打ち切られるなら名人と対局して終わってただろうし、それを飛ばしたってことはまだ続くのかな。

ビーストチルドレン


いよいよユキトくんも出てきてここで完結か…と思ったらまだ続くらしい。
あーここで終わりかあ→終わらなかったを3回くらいやっている気がする。

掲載順の最下層でいきいきと部活漫画やって続いているの、なんかタフすぎて面白くなってきた。

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